12/20のWG。参加者、関係者並びにご覧頂きました皆様には誠に感謝申し上げます!!
さて、今回は表題の問合せを頂きました。
WAZAMONO運営として適切な判断をすべき内容と捉え、この問題について検証を行いたいと思います。
判断基準としては以下の通りとします。
①公平な判断基準(致し方ないと考えるしかないものも含む)であるか?
②どこかのチームに忖度のある内容ではないか?
③決定的な理由として考えうるか?
またスイスドローという特性上
フルトーナメントとリーグの両方から検証する。
議題項目
- それぞれの勝ちと負けをを同等と評価してみることはできるか?
- 何故「優勝争い」は時間による換算を行うのか?
- 結論今後はどう対応するのか
それぞれの勝ちと負けを同等と評価してみることは出来るか?
【結論:出来ない】
【根拠:負け評価は同じでも、勝ちの評価は同じでは無いから】
※勝ち数→3-1←負け数
A.3-0→3-1
B 2-0→2-1→3-1
C 1-0→1-1→3-1
D 0-1→3-1
の4種類のチームにて検証を行います。
○前提として、検証するチームは全て敗北した相手が全勝優勝のチームであるものとします。
各チームが対戦した相手は以下の通り。
A:勝0-0、1-0、2-0 負3-0
B:勝0-0、1-0、2-1 負2-0
C:勝0-0、1-1、2-1 負1-0
D:勝0-1、1-1、2-1 負0-0
Q-1 負けた相手は同じなので、負けに関する評価が同じと言えるか?
相手は同じなので、4チームの優劣は決められない。
※この際試合内容は換算しないからである。
またこれは忖度ない判断と言える。
負けた相手はおなじであるということは決定的である。
よって同じ評価として見ざるを得ないと判断。
Q.2 勝った回数は同じなので、勝ちを同等といえるのではないか?
勝利数は同じ。
では
Bは2-1チームに勝っている。
果たしてこれによってAとBの優劣を判断できるか?
スイスドローの特性を元に検証をしてみる。
リーグにおいては直接対決にて確認を行うため、AとBの優劣を決められるがスイスドローでは実現しない部分もあるため、判断基準には出来ない。
トーナメントにおいては無敗で勝ち上がるほど評価が高い。
トーナメントの観点が言うとA>Bといえる。
また「勝ち負けの数が同じなら同等評価のチームとする」として判断するなら、
Bが倒したチームはAよりも評価の低いチームを倒しての勝ち数となるためその内容は
A>Bと言える。
※これは「OMW%」(オポネント・マッチ・ウィン%)として数値値もされています。
そしてこの理論で行くと、
負けた相手は全勝チームでなかった場合は
負けた相手が優勝してないことによる劣勢評価が加算されることから
どのケースに展開しても覆らない。
よって公平で忖度なく、決定的であると言えます。
よってこの時点で
A>B>C>Dと言えるため、時間に関しての判断を要する状況では無いため
試合時間を用いた再評価を行わず
優劣が決していると判断します。
何故「優勝争い」は時間による換算を行うのか?
優勝争いについては以下の通りの手順で優劣を判断します。
※2チーム以上になるケースがあるため。
・直接対決の結果で優劣はあるか?
・直接対決同士で優劣がない場合、勝利時間の短さでは優劣あるか?(A>B、B>C、C>Aのケースなどの場合)
・全試合での平均勝利時間数で優劣をつけられるか?
となっています。
無敗同士の場合は
負けがないため、優劣を付けられない。
勝ちについては互いに同評価のチームを倒し続けて勝ち上がっていることからも、優劣は付けられない。
※トーナメント、スイスドローどちらの観点からも対戦チームを同等評価と考えることが可能。
無敗チーム同士である場合には、不戦勝のチームも含みます。
何故ならば、
対戦相手がいない時点で優勝争いからこぼれることは公平性にかけることになるから。
①による判断。
これを踏まえると
直接対決の結果や、そこから得られる時間によって判断つかないケースもあるため、
最終的には平均試合時間で判断を行うものとします。
結論今後はどう対応するのか
以上内容を元にWAZAMONO運営としては以下のように対応します。
①Wild Growthにおいて
優勝争いについては、時間による優劣判断も含めて優勝のみは必ず決定を行う。
②優勝チーム以下は、スイスドローによる評価基準に元に出されたランキングに準じてポイントを付与するものとする。
改めましてお問い合わせ頂きました方には、
検証する機会を頂きありがとうございます!
より高い理解を得られたことで、公平な対応が出来ている自信を持つことが出来ました。
今後とも皆様、応援の程よろしくお願いします。